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【5分間ヘルスチェック】腎結石・尿管結石

コラム(病気のお話し)

腎結石・尿管結石では、激しい疝痛(せんつう)や血尿がみられます。体外衝撃波結石破砕装置が開発され、外来通院で治療できるようになりました。結石は再発しやすいので、予防も大切です。

質問表

以下の質問について、あなたにあてはまる回答に○をつけ、その点数(カッコ内の数字)を合計し、判定表を見てください。

問 チェック項目 回答(点数)
1 脇腹に激痛があった はい(4)
いいえ(0)
2 腰痛がある はい(3)
いいえ(0)
3 赤い血尿が出る はい(3)
いいえ(0)
4 尿潜血(+)といわれた はい(2)
いいえ(0)
5 痛風がある はい(3)
いいえ(0)
6 水分摂取量が少ない はい(1)
いいえ(0)
7 夕食を中心にしている はい(1)
いいえ(0)
8 動物性たん白の摂取が多い はい(1)
いいえ(0)
9 野菜などの食物繊維をとらない はい(1)
いいえ(0)
10 緑内障の治療薬を服用している はい(3)
いいえ(0)

判定表

合計点数 危険度 対策
2点以下 問題なし 特になし
2〜5点 腎結石・尿管結石の可能性あり 水分を多くとり専門医で受診し検査を
6点以上 腎結石・尿管結石の可能性大 専門医で受診して治療を

解説

尿管結石は脇腹の激しい疝痛に突然見舞われます。腎臓にできた結石が、尿の通り道である尿管につまることで、上流の腎盂(じんう)内圧が急激に上昇するためです。吐き気がしたり、吐いたり、冷や汗をかくこともあります。間欠的におこりますが、疝痛がなく、腹部の鈍痛や不快感だけのこともあります。また、結石が尿管内を下降して膀胱(ぼうこう)の入り口に近づくと、排尿痛、残尿感、頻尿など膀胱炎に似た症状がみられます。

見てわかる赤い血尿が出ることもありますが、顕微鏡でしか確認できない血尿も多いようです。健康診断などのレントゲン検査、エコー検査で偶然、見つかることもあります。

結石を放置すると、細菌が感染して腎盂腎炎を起こしたり、水腎症になって、腎機能が廃絶することもあり、治療が必要です。

10ミリ以下の小結石の治療は、自然排出を期待して、水分を多くとって尿量を増やし、縄跳びなどの運動をしてもらいます。

効果がなければ、体外衝撃波結石破砕装置を使用して結石を砕きます。この装置は改良され、水槽につかる必要がなくなりました。水枕の上に乗るだけになり、外来通院で治療できますが、100%有効ではありません。

破砕できにくい部分の結石や、結石の破片が尿管につまったりした場合は、尿道から内視鏡を膀胱、尿管まで進め、結石を砕いて出す経尿道的尿管砕石術までを行います。

結石になりやすい原因は、尿路の通過障害、尿路感染症、副甲状腺ホルモン分泌過剰、高尿酸血症(痛風)、薬剤(ステロイド、緑内障の治療薬、ビタミンD)などです。

結石は繰り返す率が40〜50%と高いので、再発予防が大切です。水分を十分にとる、動物性たん白を控える、野菜などの食物繊維をたくさん食べる、夕食だけに重点をおかない、夕食から就寝までの時間をおくことなどが重要です。また、尿のpHも大切です。薬剤を服用することも必要になります。

腎結石、尿管結石は慢性疾患といわれていますので専門医によく相談しましょう。

(文:石井 泰憲)

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