過活動膀胱とは
過活動膀胱は、膀胱が自分の意思とは関係なく過敏に働いてしまう状態です。本来、膀胱は尿がしっかりたまってから尿意を感じるしくみになっていますが、過活動膀胱の方は、尿がそれほどたまっていないうちに急に強い尿意をもよおします。
原因はさまざまで、加齢に伴う膀胱の変化のほか、男性では前立腺肥大症による刺激、脳卒中など神経の病気の影響などが挙げられます。はっきりとした原因が見つからないことも少なくありません。
40歳以上の方の多くが経験するといわれる、めずらしくない症状ですので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
過活動膀胱の症状
- 急に強い尿意をもよおし、我慢するのが難しい(尿意切迫感)
- 日中、トイレの回数が増える(頻尿)
- 夜間に何度も尿意で目が覚める(夜間頻尿)
- トイレに間に合わず尿が漏れてしまうことがある(切迫性尿失禁)
なかでも「急に我慢できない尿意がくる」尿意切迫感が中心となる症状です。外出や乗り物での移動が不安になるなど、毎日の生活に影響しやすいのが特徴です。
過活動膀胱の検査・診断
まず尿検査を行い、炎症や血尿、細菌がないかを確認します。これは、膀胱炎など別の原因で似た症状が出ていないかを見分けるためでもあります。あわせて超音波(エコー)検査で膀胱の状態や、排尿後に残る尿の量(残尿)を調べます。
また、どのような場面でどの程度お困りかをうかがう問診や、ご自宅での排尿の状況を記録していただく排尿日誌をもとに、症状を詳しく把握していきます。膀胱がんや結石など、ほかの病気が隠れていないかもあわせて確認します。
過活動膀胱の治療
治療の中心はお薬です。膀胱の過剰な収縮を抑え、尿をためられる量を増やすことで、急な尿意や頻尿をやわらげていきます。お薬にはいくつかの種類があり、効果や副作用の出方を見ながら、おひとりおひとりの状態に合ったものを選んでいきます。
あわせて、水分やカフェイン・アルコールの取り方を見直したり、尿意を感じてもすぐにトイレへ行かず少しずつ我慢する時間を延ばす「膀胱訓練」を取り入れたりと、生活面からの改善もご案内します。お薬で十分な改善が得られにくい場合には、磁気で骨盤底にはたらきかける治療(スターフォーマー)など、ほかの選択肢についてもご相談いただけます。
費用の目安
保険が適用されない自費診療の料金です(税込)。診察料などが別にかかる場合があります。
スターフォーマー
| コース | 費用 |
|---|---|
| 通常コース | 4,400円 |
| トライアル | 1,100円 |