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お子さまなどの悩み

亀頭包皮炎

亀頭包皮炎とは

亀頭包皮炎は、おちんちんの先端(亀頭)や包皮(皮の部分)に細菌が感染して炎症を起こす病気です。赤く腫れたり、痛みやかゆみが出たりします。お子さんによくみられる病気で、多くは塗り薬で数日のうちに治ります。痛がっていてかわいそうに見えますが、適切に治療すれば心配の少ない病気です。気になる症状があれば、早めにご相談ください。

子どもの多くは皮をかぶった状態(仮性包茎)で、これ自体は治療の必要はありません。ただ、皮の内側は湿りやすく細菌が住みやすいため、不潔な手で触ったりして感染を起こすことがあります。逆に、お風呂で石けんを使ってこすり洗いしすぎると、皮膚を守るバリアが壊れて、もともと体にいる菌で炎症を起こすこともあります。

汗をかきやすい夏場や、おむつをしている時期にも起こりやすく、お子さんが「痛い」「かゆい」と訴えたり、患部を気にしてさわったりすることで気づかれることが多い病気です。

亀頭包皮炎の症状

亀頭包皮炎では、まず皮の部分が赤く腫れ、排尿のときにしみて痛がることが多くみられます。炎症が亀頭にまで広がると、表面が赤くただれたようになり、痛みが強くなります。

このほか、皮の先から膿のような分泌物が出たり、かゆみを伴ったりすることもあります。痛みでおしっこを我慢してしまうお子さんもいるため、排尿を嫌がる様子があるときは注意して見てあげてください。

亀頭包皮炎の検査・診断

多くは、患部の赤みや腫れといった見た目と症状から診断がつきます。問診で、いつ頃から症状があるか、きっかけになるようなことがなかったかなどをうかがい、まず治療を行ってその反応をみることで診断を確かめていきます。

なかなか治らない場合や、症状を繰り返す場合には、必要に応じて追加の検査を行うこともありますが、多くのお子さんは見た目の診察と簡単な問診で対応できます。

亀頭包皮炎の治療

亀頭包皮炎のほとんどは細菌が原因のため、まず抗菌薬入りのステロイド軟膏を塗って治療します。腫れやただれがひどく症状が強い場合は、飲み薬の抗菌薬を併用することもあります。多くのお子さんは、数日で症状が落ち着いてきます。

ご家庭でのケアとしては、皮をかぶっている場合に、無理のない範囲でやさしく皮をめくり、お風呂でお湯を使って洗ってあげることも治療の助けになります。このとき、治るまではおちんちんに石けんを使いすぎないようにしましょう。強くこすったり、無理に皮をむいたりすると、かえって悪化させてしまうため注意が必要です。繰り返す場合や、腫れがひどく排尿を痛がる場合は、早めに受診してください。