診療案内
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夜尿症(おねしょ)
夜尿症はどちらかの両親の血統に夜尿症の既往の人が70%います。しかし、大半は成人するまでに下垂体からの抗利尿ホルモンの夜間分泌が増えるので、成人するまでに治癒します。昼間の漏れなければ、心配しなくてよいです。しかし、夜尿症は精神面で問題を生じるので、本人のホルモンの分泌が多くなり、夜尿症が治癒するまで、抗利尿ホルモン剤の内服で治療しています。
睾丸捻転(精巣回転症)
睾丸捻転は突然、10歳前後に起こる陰嚢部の激痛で発症します。8時間以内に、緊急手術で戻さないと、機能消失になる可能性があります。泌尿器科専門医へ至急連絡し、絶食で受診して下さい。
血尿(尿潜血)
血尿(尿潜血)は膀胱癌、腎盂・尿管癌、腎癌などを否定するため、エコー検査、尿細胞診などでチェックしますが、時にCTや膀胱鏡検査の精密検査が必要なことがあるので、当院にご相談ください。排尿痛、腰痛などもあれば、膀胱炎、腎・尿管結石などのこともあります。
急性膀胱炎
排尿時痛、頻尿、残尿感、尿混濁。この症状があれば、“急性膀胱炎”と考えるので、尿の検査を行います。膿尿、細菌尿で確定です。排尿痛時と関係がない頻尿、残尿感は、膀胱癌や尿管下端の結石、排尿と関係ない尿道周囲の疼痛は性器ヘルペスのことがあるので、治りにくい膀胱炎は、当院にご相談ください。
前立腺肥大症
エコー検査、残尿測定、尿流量測定で、前立腺肥大症の程度が判定できます。大部分の患者様は薬物だけでかなり効果が出ます。アルコールを大量に飲んだ直後、風邪薬を飲んだ後、尿の出が止まり、尿閉になって、救急に運ばれ、カテーテルで導尿され、前立腺肥大症が判明されることあります。排尿症状が強ければ、手術療法を案内することもあります。
前立腺がん
血液検査でPSA(前立腺特異抗原)が4.0ng/ml以上であれば、前立腺がんの可能性があるので、MR検査施行後、必要があれば、前立腺生検を行います。当クリニックでは、午後からの日帰りでエコーガイド下の前立腺生検を20分位で施行しています。入院の必要はありません。
生検で採取した検体から前立腺がんが発見された場合は、CT、骨シンチなどで浸潤、転移を精査して、治療法を決定します。放射線治療、手術は最良な病院に直接紹介します。
当院では、内分泌治療は可能です。注射と内服薬で治療し、定期的にPSAを採血して経過をチェックします。
慢性前立腺炎(会陰部痛、恥骨痛、骨盤疼痛症候群)
デスクワーク、車の運転など、長時間の坐位の仕事で多くみられます。坐位では前立腺は内臓の最下部ななり、血液の流れが悪くなり、うっ血を生じるので慢性炎症になり、炎症は長引きます。肛門~陰茎の間の会陰部、腹部下部(腓骨部)などが症状としてあげられます。難治性で不快な、嫌な違和感が持続します。30分ごとの起立など体位の工夫や、セルニルトン、漢方薬など特殊な薬物療法とで、改善できます。若者にも多く、パソコンと向き合う仕事をしている人に多く発症しています。
腎結石・尿管結石
頻度は高く、10人に1人はなるとされて頻度が高い疾患です。側腹部痛、肉眼的血尿が症状です。疝痛発作のため救急車で運ばれることも多く、突然の腰部の激痛で発症することも珍しくありません。水腎症を併発してれば、内視鏡などの手術、処置が必要です。激痛は座薬と“志室”のツボの指圧は即効性で、著効するので有用です。
性感染症
クラミジア、淋病、ヘルペス、尖圭コンジローマなどの性感染症の検査と治療を行います。性病については、風俗関係だけでなく、普通の人にも経口での感染が増えて、問題になっております。陰部痛、難治性の膀胱炎が性器ヘルペスだった患者さんも時に増えています。梅毒も急増しています。自己判断せずに確実に治るまで治療を受けてください。
性機能障害(ED)
性機能障害では勃起障害でひそかに悩んでいる人は多いので、羞恥心を配慮して、問診票により治療薬を院内処方しています。
頻尿(過活動膀胱),夜間頻尿
頻尿(過活動膀胱)は最新の過活動膀胱の治療薬で効果があることも多いですが、頻尿のなかには、過活動膀胱の治療薬で効果がでないこともあります。
映画、コンサート、旅行、ドライブ、会議などトイレに行けない場合などに、一時的に排尿を止める薬もあります。防止出来るのは、即効する予防薬としてロキソプロフェン(ロキソニン)です。頻用を避けたい30分前に1錠服用することで、腎血流量が減り、膀胱容量が増え、排尿間隔が2~3時間長くなります。75%以上、確実に排尿を止め、一時的な頻尿を防止できます。
夜間頻尿は、排尿日誌(量)などをつけることで、膀胱機能、腎機能、心機能、下肢の循環などの障害の原因の区別がつくことが多いです。一律でないので、それぞれの原因にあった治療法を考えることが出来ます。
頻尿・尿失禁(難治性)
骨盤底筋の虚弱、脊椎の深部筋肉の筋力低下などが原因だと、難治性で従来治療を長時間しても効果が出ない事も多くなります。前立腺手術後も完全に尿漏れが止まらないことがかなりあります。
治療は薬物療法、骨盤底筋強化体操、干渉低周波治療、膀胱訓練法などがありますが、長期間の治療の割に治療効果が上がらず、苦労しているのが現状です。
最近、開始された高強度テスラ磁気治療(スターフォーマー)は有効性が高く、注目されています。当院でも導入しました。
スターフォーマーは、腹圧性尿失禁には骨盤底筋の強化を、過活動膀胱(頻尿、切迫性尿失禁)には尿意を抑制する効果を出します。治療中も軽度の違和感のみです。頻尿、尿失禁のほとんどの人に有効です。あきらめないで、チャレンジする価値のある方法です。
スターフォーマー(高強度テスラ磁気刺激治療)
- スターフォーマーは、高強度のテスラ磁気刺激テクノロジーにより、骨盤底筋や神経機能の調整を行うことができる安全で低侵襲な治療方法です。
- 尿失禁や骨盤臓器脱の症状改善のための骨盤底筋訓練、干渉低周波電気治療などは、治療が長期間かかり、「やり方を忘れる」「効いているのかわからない」「時間がない」等の理由で、自分で継続して行うことが困難な方法でした。
- スターフォーマーは、着衣のまま30分間座るだけで、自分ではアプローチしにくい骨盤底筋や骨盤神経などに磁気刺激を働きかけ、尿失禁や骨盤臓器脱などの症状を改善できます。安全性が高く痛みのない治療なので継続しやすく、専門知識がない方でも治療後でもインナーマッスルを鍛えられます。
- 加齢で衰えた筋力によるさまざまな症状の改善に期待でき、将来性のある治療機器です。
適応症
〇尿失禁
〇尿失禁(前立腺術後の尿失禁)
〇過活動膀胱(頻尿)
〇夜間頻尿
〇骨盤臓器脱(膀胱瘤、子宮脱、直腸瘤)
〇(腰痛、陰部痛、神経痛、前立腺炎)
〇急性疼痛
〇下半身強化
〇勃起障害(ED)
治療回数・頻度
- 1回20~30分の治療を週2回×4週間、合計8回が1クールです。
- 効果を持続するため、最後の8回まで、行うようにしてください。
スターフォーマー (高強度テスラ磁気刺激治療器) |
1回:4,400円 |
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※表示金額は全て消費税込みです。
スターフォーマー (高強度テスラ磁気刺激治療器) |
1回: 4,400円 |
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※表示金額は全て消費税込みです。